当院におけるレジオネラ肺炎の経験

レジオネラ肺炎は市中肺炎、院内肺炎の原因として重要である。しかし、入院時の検査所見からレジオネラ肺炎を特定する情報は基本的には得られないと考えてよく、画像所見上は初診時に他の原因菌による肺炎と区別がつきにくく起因菌不明のまま重症化することがある。近年尿中抗原検出が診断に有用との報告が見られるが、一般市中病院では測定できないこともある。レジオネラ肺炎は急速に増悪を示すことが多く、βラクタム系抗生剤無効の急性肺炎の場合本症を常に念頭において治療をすすめる必要があると考えられた。当院で比較的最近経験したレジオネラ肺炎について4症例を提示する。


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