レジオネラ肺炎

著者は、本邦における第1例目を報告後、これまでに計94症例のレジオネラ肺炎を診断した。これらの症例を対象として患者背景(男性75%、年令分布50代以降約75%、市中肺炎と院内肺炎では前者が80%等)、診断法別成績、治療成績を中心に本症の臨床像を報告されている。さらに本菌が発見されて、四半世紀が過ぎようとしている中、診断法、治療法における新しい動向についても述べている。レジオネラ症は決してまれな感染症ではなく、病因不明の重症な細菌性肺炎を疑わせる症例では、本症を考慮に入れて検査をすすめ、治療にあたっては本症に有効な抗菌薬を初期より充分投与することが大事である。


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