実検的マウスレジオネラ肺炎モデルを用いたPCRによるLgionella pneumophila検出の基礎的検討

レジオネラ肺炎は急激な経過をたどる重症肺炎のため、その早期診断は重要である.現在、EIAを用いた尿中抗原検出が頻用されているが、既感染でも陽性を示すことがあり、また必ずしも病勢と一致しないこともあるため、病勢を反映するような新しい診断法が求められている。そこで、我々はレジオネラ感染マウスモデルを用いてPCRによる血液検体からのレジオネラの検出の基礎的検討を行った結果、直接PCRによる感度は実用可能であると考えられた。また、尿中抗原の検査結果との比較では、PCRも尿中抗原同様、早期診断が可能であり、尿中抗原より早期に陰性化することで、より病勢を反映していることが示唆された。


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