各種生活環境水からのレジオネラ属菌検出状況

1996年4月より2000年11月までに主に関東地域の生活環境水を対象として実施しているレジオネラ属菌検査の成績をまとめている。検査試料2、895検体中904件(31%)からレジオネラ属菌が検出。浴槽水及び冷却水での5年間平均陽性率はそれぞれ48%、46%であり、浴槽水の施設別汚染状況は個人住宅71%、企業の厚生施設63%、社員寮及び養護施設51%と高値であった。公衆浴場やホテルなど公共性の高い施設での陽性率は低く、30%以下であったと述べている。検出されたL. pneumophilaの血清群別は、浴槽水からはserogroup(SG)5ga34%、SG3が22%であったのに対し、冷却水からはSG1が32%と優勢であったと述べている。なお、集計は全て検査依頼により持ち込まれた試料の検査結果を用いたものであり、年度毎に試料数や種類に偏りがある点を留意願う。


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