琉球大学医学部付属病院におけるシャワー水のレジオネラ追跡調査

以前の調査でレジオネラが陽性であった琉球大学医学部付属病院内産科病棟のシャワー室の水(早朝のシャワー水、約200mL)を滅菌容器に採取した。超遠心処理を行い、酸処理を加えた後にB-CYE培地に塗布し、培養同定を行った。分離されたレジオネラをRAPD法により以前に分離された株との相同性を検討した。調査の結果、前回と同様にLegionella anisaが検出され、RAPD法では以前との分離株と相同性を示し、同一株による汚染が示唆された。汚染が確認されたシャワー室では、シャワーユニットの交換後にはレジオネラは検出されておらず、シャワーユニット交換は院内感染の予防対策の一つとして有効であると考えられた。シャワーユニットよりも中枢レベルの汚染が疑われた、新たな対策が必要と考えられる。


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