水処理剤の適正な濃度管理を〜冷却水系での効果的なレジオネラ対策〜

冷却水系でのレジオネラ処理薬剤のより有効な使い方について紹介します。レジオネラ処理薬剤は、使用さえしていればレジオネラ属菌を必ず防止できるというわけではありません。適切な使い方をしないと、レジオネラ属菌が検出される危険性はかえって高くなります。一般的に、微生物に対して増殖抑制などの効果を発揮させるためには、使用する薬剤を有効濃度以上となるように対象水系に添加する必要があります。レジオネラ属菌に対しても同様で、薬剤処理のポイントは、有効性分を対象水系に対して十分な濃度となるように添加することにあります。以下に有効成分の濃度が不足する主な要因と回避方法を紹介します。

1.薬剤店か方法に起因する濃度不足
●薬注設備が常時適正に稼動していることが必須
●薬剤を一括添加する場合は、保有水量を正確に把握しておくことが必要

2.薬剤有効成分の消耗に起因する濃度不足
●スライムの発生を考慮し、発生を抑える工夫をする


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