温泉のレジオネラ対策に関する問題点とその評価

目的
多くの異なる泉質をカバーできる消毒方法はいまだに確立されていないため、それぞれの消毒方法がどのような泉質の温泉に適用できるかの評価方法について考え、問題点などの事例を報告する。

方法及び問題点の事例
・加熱雑菌:ろ過装置内部を60度で30分間バイパス循環。火傷などの事項防止対策が必要。
・オゾン殺菌:浴室にオゾン臭が残る事例あり。確実な廃オゾン処理対策が必要。
・紫外線殺菌:浮遊沈殿物が多いなど紫外線が透過しにくい温泉には不向き。・銀イオン:銀電極が高価で泉質による銀濃度の設定が必要。また銀アレルギーに対する配慮が必要。
・銅イオン:強酸、アルカリに不向き。銅繊維が溶解する事例あり。
・光触媒:紫外線殺菌と同様の問題があり、紫外線ランプの清掃管理が欠かせない。
・抗菌砂ろ過:銀やチタン含有のセラミック製砂が開発されているが、イオンとの接触が必要。
・電気分解:基本的に次亜塩素と同じ。溶解電解質の濃度変化を泉質毎に確認の必要がある。


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