レジオネラに対する感染防御機構とToll-like receptorの役割

目的
レジオネラに対する感染防御機構におけるToll-receptors、MyD88の役割について検討した。

結果
L.pneumophila SG1感染24時間後の培養上清中のIL-12p40はcontrol、TLR4KOと比較して、TLR2KO由来のマクロファージでは有意に低値を示し、IL-12p40mRNAの発現は、TLR2KO由来マクロファージにおいて減少していた。また、L.pneumophila SG1感染12時間後の肺内IL-12p40産生量はコントロールと比較してTLR2KOマウス群にて低下認めた。

考察
以上よりレジオネラ感染初期のIL-12産生においてTLR2は重要な働きを担っていることが推察された。MyD88マクロファージはコントロールマウスと比較して、感染2時間後の生菌数増加が認められたことから、MyD88はレジオネラ細菌内増殖抑制において重要であることが推察された。非学会員共同研究者審良静男(大阪大学微生物研究所癌抑制遺伝子研究分野)


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