レジオネラ

目的
当院新生児病棟で発生したレジオネラ症に対する処置と、その後の発症阻止について報告する。経過: 1996年1月、当院新生児病棟でレジオネラ症が発生し、新生児病棟の環境培養を水を検体として行った。その結果、温水系の蛇口から50検体中17検体からLegionella serotype 1ないし6が検出された。新生児病棟の水環境からレジオネラ属菌を除く方法として、高温水による除菌を行った。具体的には、加湿器の使用中止、シャワーヘッドの消毒に加え、ミルク加湿器の高温消毒、温水タンクの加湿、蛇口の定期的な熱湯フラッシュなどの実施。

結果
その結果、以後、水検体からのレジオネラ属菌検出件数は減少、消滅し、レジオネラ感染症患者の発生もない。レジオネラ症の発生から7年が経過し、小児科感染対策担当者が2回代替わりした現在も、レジオネラ感染防止策と、定期的なサーベイランス(環境培養)を継続している。


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