宮城県内、肺炎の重症化が急増「早めの受診を」東日本大震災-宮城県

2011/03/31付の朝日新聞によると、東日本大震災で被災した宮城県内で、肺炎が重症化して大学病院 に搬送される高齢患者が増え、通常の肺炎治療に使う抗菌薬が効かないレジオネラ肺炎の患者も確認 されたことが東北大学の調べでわかったという。 今月20〜26日に石巻赤十字病院と気仙沼市立病院から東北大病院に運ばれた肺炎患者は約40人。 このうち60歳代男性がレジオネラ肺炎と診断された。避難所で発熱し、現在も東北大病院で治療中。 東北大などは尿でレジオネラ肺炎の診断ができる簡易キットを被災地の医療機関に供給し始めたと いう。東北大の賀来満夫教授(感染制御学)は「地震や津波の災害でレジオネラ肺炎患者が確認された ことは過去にあまりない。肺炎患者の診療に当たる医師はその可能性を常に考えてほしい」としている。

記事掲載誌 朝日新聞 掲載日 2011年3月31日 記事番号 1000