自主的水質検査、51施設実施せずレジオネラ防止状況-山梨県

2006/10/26の東京読売新聞によると、山梨県は、入浴施設でのレジオネラ症発生防止策の一環として、昨年4月に定めた防止対策指針の順守状況の一斉点検(今年6〜8月)の結果を発表した。対象となった212施設のうち、ほぼ4分の1の51施設が、指針で定めた自主的水質検査を昨年度中は実施していなかったという。検査を実施した施設も、約半数の79施設が結果を掲示していなかった。 一斉点検は、昨年の行政検査で対象施設数の3割以上から基準を上回るレジオネラ菌が検出されたことが5月に判明したため、各施設の管理衛生が指針に沿って徹底されているかを確認することが目的。 点検の結果、原湯を貯蔵する「貯湯漕」は64施設で温度管理が「不適」と指摘されたほか、62施設が清掃・消毒作業を怠っていたことが判明した。 県衛生薬務課は、水質検査などが未実施の施設が少なくないことについて、指針施行から1年あまりしか経過しておらず「内容が十分に理解されなかったため」と見ている。水質検査を怠っていた入浴施設のうち、22施設は指摘後に検査を実施。残り29施設も年度内に検査を予定している。 県では、今後も施設への指導とともに、定期的に一斉点検を実施して行う方針だという。

記事掲載誌 東京読売新聞 掲載日 2006年10月26日 記事番号 786