笛吹の湯:レジオネラ菌で営業休止していた山梨市会で明らかに-山梨県

2006年6月20日の毎日新聞地方版によると、山梨市営の温泉休憩施設「笛吹の湯」(同市三富下釜口)から、国の基準を超えるレジオネラ菌が検出され、9日から営業を休止していることがわかったという。同市は休止を公表していなかったが、19日の同市定例議会一般質問で、中村照人市長が明らかにした。 同市観光課などによると、5月24日に峡東保健所が「笛吹の湯」など同市内3カ所の市営温泉施設を立ち入り検査したところ、内風呂の浴槽から、国の基準では菌は100ml中で10個未満としているところを10個が見つかったという。 原因は、温泉に入れる塩素の濃度が国の基準以下に薄まったほか、ろ過器や配管の内部などに汚れがたまっていたことが考えられるという。市は塩素濃度を基準以上に保ち配管内などを洗浄した。 公営温泉のレジオネラ菌問題については、山本栄彦知事が5日、基準値以上だった場合は施設名の公表を検討する方針を示しているという。同市観光課は「『笛吹の湯』は他の市営温泉と異なり、主に地元住民が利用する福祉施設としての役割が強い。地元には周知しており、意図的に隠そうとしたわけではない」と釈明しているという。

記事掲載誌 毎日新聞地方版 掲載日 2006年6月20日 記事番号 774