レジオネラ属菌対策冷却水の最適管理が重要に(企画記事)

2005/04/28の化学工業日報によると、レジオネラ属菌による汚染防止の観点で、空調用冷却水の水質維持管理が重視されているが、その発生源(繁殖源)として温泉浴槽水・保温循環式浴槽などと並んで冷却塔水も深い関係があるとされているという。施設管理者によるこれら冷却塔の水質維持管理が強化されると同時に、水処理各社の顧客密着型事業展開が進んでいるという。 冷却塔におけるレジオネラ対策はそう難しいことではなく、的確な維持管理が行われればよいわけだが、実際には、万全な対応が日常的に実施されていないところが少なくないともいわれているという。それぞれの施設におけるマンパワーの質・量の不足などもその背景にあるようだ。 こうした事情を勘案して、冷却塔水の水処理を事業化している企業では、殺菌剤や処理剤、さらには必要な装置・機材などを品揃えするとともに、個々のユーザーに対するコンサルティングに力を入れているという。水処理全般にもいえることだが、一つの薬剤や単一の手法で、すべてに対応できることはほとんどなくなってきており、個々のケースを的確に把握して、それに合った処理プログラム(メニュー)を整えることが不可欠という。こうした専門的な対応こそ、水処理企業に最も求められていることで、空調用冷却水処理の分野でも、こうした対応が一層重視されているという。

記事掲載誌 化学工業日報 掲載日 2005年4月28日 記事番号 679