イグサ:風呂のレジオネラ属菌増殖に抑制効果産地の熊本・八代、粉末を入浴剤に

2005/04/22の毎日新聞 朝刊によると、入浴施設での感染が問題になっているレジオネラ属菌だが、イグサにこの増殖を抑える効果があることが、北九州市立大国際環境工学部の森田洋講師(34)の研究で分かったという。 全国一のイグサ産地、熊本県八代市には今月、粉末イグサを入浴剤に使ったイグサ風呂が登場するという。地元は「入浴剤の商品化や抗菌効果アピールで、低迷するイグサ需要を拡大したい」と期待しているという。 同市の中島隆利市長が昨年4月、森田講師に「イグサでレジオネラ属菌を抑制できないか」と相談したのがきっかけで、森田講師は2000年、イグサにO-157など食中毒菌への抗菌作用があることを発見していた。 3月15日から、市内の入浴施設の循環式風呂で、レジオネラ属菌対策として国が定める塩素に加えて使用し、客の反応は「肌はしっとり、香りもいい」と好評で、4月5日から本格運用を始めたという。

記事掲載誌 毎日新聞朝刊 掲載日 2005年4月22日 記事番号 677