温泉表示10件近く初認定委員会申請は適正と判断

2005/02/27の中日新聞 朝刊によると、長野県では県内の温泉の信頼確保のために創設した温泉表示認定制度で、識者による認定委員会を26日に開き、申請のあった10件いずれも適正と判断したという。県は認定委の意見に基づき近く認定する見通しだという。 認定制度は源泉や浴槽の状況、加温・加水や清掃、レジオネラ属菌の検査状況など13項目について情報公開する温泉施設に対し、県が「安心、安全、正直」のお墨付きを与えるもの。 制度発足当初は46件の申請があったが、昨年12月の認定委で制度の改善を求める意見が相次ぎ、県は殺菌処理方法などに応じたレジオネラ属菌の検査頻度などを盛り込み、今月になって認定基準を変更した。このため46件の申請は無効とし、新基準設定後あらためて申請のあった10件を、各保健所の現地調査の結果に基づき適正かどうか審査したという。 委員の松田忠徳氏(札幌国際大教授)は認定基準の変更について「経営者側からは厳しくなったと見えるだろうが、国民の利益につなげるための制度。消費者の要求に応えるためにレベルアップした」と説明したという。制度の普及を図るため、今後温泉フォーラムや説明会などを開催し、温泉施設経営者と消費者の意識高揚を図る方針だという。 認定先は以下の通り。 岳の湯温泉 雲渓荘(武石村)/武石温泉 うつくしの湯(同)/秀山荘温泉(日義村)/二本木の湯(木曽福島町)/あさしな温泉 穂の香乃湯(浅科村)/まほら伊那羽広温泉 羽広荘(伊那市)/旅館 清風館(野沢温泉村)/星野温泉 トンボの湯(軽井沢町)/望月町布施温泉(望月町)/不動温泉保養センター さぎり荘(信州新町)

記事掲載誌 中日新聞朝刊 掲載日 2005年2月27日 記事番号 666