日向市、3セク温泉に公的資金換水費用1360万円支出を提案へ=宮崎

2004/11/28の西部読売新聞 朝刊によると、宮崎県日向市の黒木健二市長はレジオネラ属菌集団感染が起きた第3セクター・日向サンパーク温泉(社長・黒木市長)「お舟出の湯」が営業再開後、毎日完全に湯を入れ替えているために余計にかかっている経費として1360万円を、一般会計から支出する議案を12月定例議会に提案するという。黒木市長は、今後も継続して支出する方針で、市民の間に公的資金の投入に対する論議が起こりそうだ。 厚生労働省が示した循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルでは、浴槽の湯の完全換水は一週間に一回以上としている。しかし、市は集団感染後、安全安心を確保するためマニュアルより厳しく、毎日換水を行うとした改善計画を県に提出することで、営業再開にこぎつけた。 市が中小企業診断協会県支部に依頼した経営診断業務報告書でも、マニュアルで求めている以上の換水にかかる費用を、市の負担とするよう指摘していたという。市が今回、提案するのは、今年度必要と見込まれる額。 黒木市長は「安全安心が大前提で、毎日換水は欠かせず、公費負担もやむを得ないと判断した。市民の理解をお願いしたい」と話しているという。

記事掲載誌 西部読売新聞朝刊 掲載日 2004年11月28日 記事番号 632