鳥取の高齢者マンション、浴槽にオゾン殺菌ろ過機――温泉成分損なわず。

2004/10/20の日本経済新聞 地方経済面 (中国B)によると、鳥取県鳥取市の社会福祉法人温和会(森沢照秋理事長)は同会が運営し、市内の温泉を導入して循環使用する高齢者向けマンションの浴槽に、高知県のベンチャー企業が開発したオゾン殺菌ろ過機を導入したという。 同会の高齢者マンション「ケアハウス暖の里・新館」に導入したのは、環境関連機器のテラオ(高知市、寺尾礼二社長)が開発したオゾン処理型循環ろ過機「セラゾン」で、レジオネラ属菌などの細菌やウイルスを塩素の6〜7倍の力で殺菌できるという。同マンションは市内の吉岡温泉の源泉を引き、湯を循環して使用しているため、安全のためにろ過器を設置することにしたものだという。 ろ過後の循環水と源泉の成分比較を鳥取県保健事業団に依頼した結果、ろ過前後でナトリウムイオンなど溶存物質の分量などにほとんど変化がみられず、pH値はろ過前8.2から、ろ過後は8.3だったという。

記事掲載誌 日本経済新聞地方経済面 掲載日 2004年10月20日 記事番号 613