老人福祉施設でレジオネラ検出宇都宮市に報告遅れる/栃木

2004/09/18の朝日新聞 朝刊によると、栃木県宇都宮市は17日、市の老人福祉施設「ふれあい荘」の浴室の水から、基準値の16〜22倍のレジオネラ属菌が見つかったと発表したという。市高齢福祉課によると、今のところ健康被害などの届け出はないという。 市は15日に同館の浴室の利用を一時停止したが、同館を運営する市社会福祉協議会は、11日に検査機関から結果を受けながら、13日まで市に報告せず、何の対策も取っていなかったという。同館は1日平均約170人が利用しており、同協議会の後藤寿裕総務課長は「利用者は高齢者で、まず安全確保をすべきだった。今回は連絡がうまくいかなかった点があり、反省材料にしたい」としているという。 市は、市内のほかの老人福祉施設など4ヶ所についても、水質検査を実施するため、浴室とプール使用を16日から一時停止したという。再検査は今月下旬までかかる見込みで、安全が確認され次第、利用を再開するという。

記事掲載誌 朝日新聞朝刊 掲載日 2004年9月18日 記事番号 586