小樽市、源泉に水道水、朝里川温泉。

2004/09/11の日本経済新聞 北海道朝刊 (社会面)によると、北海道小樽市の朝里川温泉で、源泉の一部を管理する小樽市が、2002年11月から今年春までのうち約8カ月間、源泉に水道水を混ぜて旅館などに供給していたことが10日、分かったという。02年12月下旬には約10日間、100%水道水を使っていたという。 いずれも湯の不足を補うためだというが、湯量不足で自治体が源泉に加水していたことが明らかになるのは異例のこと。 小樽市観光振興室によると、同市は二本の源泉を管理しているが、02年11月下旬からの約3カ月間は別の源泉を掘削するため、03年11月中旬からの約5カ月間は源泉とタンクをつなぐ配管でレジオネラ属菌が確認されたため、二本のうち一本の使用を停止したもので、その間の湯の不足分を補うため加水したという。 源泉の供給を受けていたある施設の支配人は「市には『安定供給』を要望していた。お客さまには特に(加水しているという)表示はしておらず、認識が足りないといわれても仕方がない」と話し、市は「施設側には水道水を使っていることを利用客に説明するよう要請した。今後は適正な表示を徹底したい」と話しているという。

記事掲載誌 日本経済新聞北海道朝刊(社会面) 掲載日 2004年9月11日 記事番号 583