レジオネラ属菌、12施設で基準値超過昨年度の医療、福祉施設対象調査=長崎

2004/08/29の西部読売新聞 朝刊によると、長崎県は、循環式浴槽のある医療、社会福祉施設を対象にした昨年度のレジオネラ属菌の調査結果をまとめ、その結果12施設で国の基準値を超える菌が検出されたという。 調査は、県が2002年12月に策定したレジオネラ症防止対策要綱が、施設の自主管理に反映しているかどうかを把握するために実施。県内の医療施設52ヶ所、社会福祉施設176ヶ所を対象にした。 菌の検出が基準値を超えたのは、全体の5.4%にあたる医療施設2ヶ所と社会福祉施設10ヶ所で、前年度の計41施設に比べれば大幅に減ったが、最大で基準値の100倍の菌が検出されたという。レジオネラ症患者が発生した例はなかった。 県はこれらの基準超過施設に対し、清掃や消毒などの衛生管理、設備改善などを指導し、再検査した結果、いずれも基準値内に改善されたという。 また、県が要綱で定めた自主管理マニュアルの作成は224施設(98%)、自主検査結果の報告は216施設(95%)が適正に取り組んでいたという。実施していない施設には、改善を指導した。 県健康政策課は「前年度に比べ、施設による自主管理が向上している。今後も継続して指導を徹底していく」と話している。

記事掲載誌 西部読売新聞朝刊 掲載日 2004年8月29日 記事番号 575