29人が発熱、2人死亡何らかの感染症か–岩井の特養ホーム/茨城

2004/03/19の毎日新聞 地方版によると、茨城県は18日、岩井市小山の特別養護老人ホーム「ハートフル広侖(こうりん)」(逆井周三理事長)で、入所者ら29人が発熱症状を起こした、と発表したという。うち6人に肺炎の症状がみられるため、何らかの感染症の疑いもあるとみて、県は同施設にデイサービスの休止などを要請した。 県によると、今月7日から17日までの間、入所者26人とデイサービスなどの一時利用者3人が発熱やせき、下痢などの症状を示し、うち95歳の女性と75歳の男性がそれぞれ心臓発作と誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡したという。 誤嚥性肺炎は、高齢者の飲み込む力が衰えることで気管から肺に食事などが入って起こる症状で他人には感染しないが、他にも6人に肺炎の症状があることから、県は感染性の肺炎が同時期に起きた可能性もあるとみている。県によると、インフルエンザや結核、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)ではなく、今後はレジオネラ属菌などの検査を進めるという。

記事掲載誌 毎日新聞地方版 掲載日 2004年3月19日 記事番号 497