日向市長選に黒木元県部長が出馬へレジオネラ事件、争点に/宮崎

2004/01/10の朝日新聞 朝刊によると、3月21日に投開票される宮崎県日向市長選挙に、同市出身で元県部長の黒木健二氏(60)が9日、立候補する考えを明らかにしたという。現職の山本孫春氏(71)も昨年12月、再選を目指す考えを表明しており、2人の一騎打ちの可能性が高くなった。 同市長選では、02年7月に起きた第3セクター・日向サンパーク温泉のレジオネラ菌集団感染事件のけじめの取り方が争点のひとつになりそうだ。 同温泉の社長を兼務する山本市長は昨年2月、業務上過失致死傷容疑で宮崎地検に書類送検され、地検の判断はまだ出ていないが、山本市長は「道義的責任を明らかにしたい」と同3月議会に、給与を1年間、30%減額する引責減給議案を提案、可決されている。任期中の3月給与まで減給中で、「任期を全うすることが市長の責任」としてきた。 黒木氏は立候補表明の会見で「大きな事件だった。(山本市長は)辞任して信を問うべきだった。同事件のせいか、今の日向市は元気がない」と話したという。

記事掲載誌 朝日新聞朝刊 掲載日 2004年1月10日 記事番号 452