「セラチア菌」東京・墨田中央病院の院内集団感染出遅れた原因調査(解説)

◆危機管理にも甘さ東京都内の墨田中央病院で七月末に起きたセラチア菌による集団感染で、都は二日、これまでの調査結果を公表した。(科学部 小川祐二朗)「感染には点滴が関与した疑いがある」――。都の調査班(班長=増田剛太・都立駒込病院感染症科部長)が二日発表した結論は、状況証拠に状況証拠を積み上げた結果だった。調査班が疑った肝心の点滴パックは、調査開始時点ですでに廃棄されていたからだ。同病院三階病棟で患者十三人が突然発熱し、二人が亡くなったのは、七月二十六日から二十七日にかけて。その後三

記事掲載誌   掲載日 1999年9月1日 記事番号 406