自宅の24時間ぶろで水中分べんレジオネラ菌の感染症で赤ちゃん死亡/名古屋

中部読売朝刊35頁(全480字)(1999.10.29)今年六月下旬、名古屋市の名古屋第二赤十字病院で、自宅の二十四時間ぶろで水中分べんによって生まれた女児がレジオネラ症に感染、肺炎などを起こし死亡していたことがわかり、同市衛生局保健予防課では二十八日までに、愛知県助産婦会名古屋支部に、二十四時間ぶろでの水中分べんは避けるよう文書で注意を呼び掛けた。同課などによると、この女児はさる六月中旬に水中分べんで生まれた後、発熱などを起こして同病院に入院、八日後に死亡した。病院側の調査で、女児の体と自宅のふろの水からレジオネラ菌が見つかったことから、七月十三日、病院側が「自宅のふろで感染した疑いが強い」と市の保健所に届け出た。レジオネラ菌は、土壌中や河川などどこにでもいる細菌だが、乳幼児やお年寄りら菌に対する抵抗力が低い人が感染すると、肺炎などを起こす場合がある。二十四時間ぶろなどで感染するケースが増えたことから、今年四月の法改正で、レジオネラ症と診断した医療機関に保健所への届け出が義務付けられ、今月十七日までに全国で三十七例の届け出があった。愛知県内では今回を含め二例、名古屋市内では今回が初めて。

記事掲載誌   掲載日 1999年1月1日 記事番号 405