喜連川で温泉からレジオネラ菌JR分譲の住宅地、各戸への供給一時停止=栃木

2002/03/24 東京読売新聞朝刊によると、JR東日本は23日、同社などが分譲した「フィオーレ喜連川」(喜連川町喜連川、200戸)で、各戸に温泉を供給する貯湯槽から、高熱や筋肉痛などを引き起こす恐れのあるレジオネラ属菌が検出されたと発表した。体調を崩した住民はいないという。 同社事業創造本部によるとレジオネラ属菌は、同社などが先月実施した自主検査で、2か所の貯湯槽から検出された。検出が明らかになったのは今月7日で、同社などは県の県北健康福祉センターに相談し、今月22日から温泉供給を停止し、23日に「フィオーレ喜連川」近くの公民館で住民説明会を開いた。 同社などは今後、貯湯槽のほか配湯管、ポンプ室など関係設備の清掃・消毒を2か月かけて行う一方、隣接する別の分譲地「びゅうフォレスト喜連川」への温泉供給も停止して検査を実施する方針だ。菌が検出されてから半月間温泉の供給を続けていたことについて同社は、「最善の清掃・消毒方法を検討した結果時間がかかった」(事業創造本部)と説明している。 また、続報(2002/05/16 毎日新聞 地方版)によるとその後、温泉を供給する貯湯槽や配管などの滅菌作業を行い、安全が確認されたので5月15日に供給を再開した。同社では「2度にわたる検査の結果、菌が発見されなかった。今後は徹底した安全管理を行う」と話している。

記事掲載誌   掲載日 2002年3月24日 記事番号 307