水質検査、半数弱が不十分レジオネラ感染で県調査/宮崎

2002/07/31朝日新聞 朝刊によると、県が今年実施したレジオネラ症防止対策の公衆浴場立ち入り検査で、検査した施設の半数弱で浴槽の水質検査が不十分だったことが30日、わかった。保健所の指導後に改善された可能性もあるが、水質検査を全くしていない施設もあったという。県衛生管理課によると、立ち入り検査は1月に東京都内で起きた銭湯の浴槽水を感染源とするレジオネラ肺炎発症を受けて実施した。同月から4月にかけて、循環式浴槽や薬湯などがある公衆浴場140施設を対象に、レジオネラ菌の検査をしているか、などについて聞き取りした。「日向サンパーク温泉」は7月オープンのため調査対象に含まれていない。 県が作った「浴室及び浴槽水の自主管理マニュアル」では、循環ろ過装置を使用していない浴槽水、毎日完全換水型循環式浴槽水は1年に1回、連日使用型循環式浴槽水は1年に2回以上の水質検査を行い、記録を3年以上保存するなどとしている。しかし、全く水質検査をしていない、または水質検査の回数が同マニュアルの基準に満たないなどの施設が60〜70カ所あった。同課の杉本貴之主査は「厚生労働省のマニュアルで管理法はわかっているはずと思っていた」と話している。

記事掲載誌   掲載日 2002年7月31日 記事番号 283