業者と主張食い違い設備操作で温泉側日向レジオネラ問題/宮崎

2002/08/07朝日新聞 朝刊 によると、日向市の「日向サンパーク温泉・お舟出の湯」のレジオネラ菌集団感染問題では、湯の殺菌のための塩素消毒が適切に行われていたかどうかが焦点になっている。設備の操作方法が具体的なポイントだが、設備の施工業者とお舟出の湯側の主張には、いまのところ大きな食い違いがある。 業者によると、設備は今年3月に完成したが、説明書をお舟出の湯に渡したのは6月だった。お舟出の湯側の都合で、当初の4月オープンの予定が遅れたためだった。6月中旬には、操作法を実演して説明した。業者側は「サービスの一環だった。普通は完成前にするのだが、オープンが遅れたので仕方がなかった」としている。一方、お舟出の湯側は「操作法を指導するのは、業者のモラルだろう。説明書の内容は始業時と終業時の流れだけで、それ以上詳しいことはなかったはずだ」と主張する。 6月20〜21日の「プレオープン」の際に、設備の操作をだれがしたのか。これについても両者の見解は異なる。 業者が「20日は、念のため再説明する意味で塩素濃度の設定をした。21日には何もしていない」と言っているの対し、お舟出の湯側は「2日間とも業者に任せた」と話している。 ○感染者223人に 疑い含む 「日向サンパーク温泉」のレジオネラ菌集団感染問題で、県保健薬務課は6日午後5時現在、感染者と感染の疑いがある人は死者2人を含む223人と発表した。うち感染が確定しているのは12人、入院しているのは65人という。

記事掲載誌   掲載日 2002年8月7日 記事番号 273