日向三セク温泉レジオネラ集団感染109カ所を検査–県と宮崎市/宮崎

2002/08/28毎日新聞 地方版によると、県と宮崎市は27日、日向市の第三セクター温泉施設で起きたレジオネラ症集団感染を受けて、同様の循環式浴槽を持つ温泉など県内109施設の検査結果を公表した。それによると、検査中の17施設を除く16施設で国の基準の2〜970倍に上るレジオネラ菌を検出した。 県は宮崎市分を除く75施設分(うち3施設が検査中)について、県議会厚生委員会で報告した。基準を上回る16施設はいずれも県の検査分で、970倍を検出したのは1施設。この施設は現在、営業を自粛している。県は16施設に対し、清掃・消毒を指導し、基準を満たすまで指導を続けるとしている。 一方、宮崎市が検査したのは34施設(うち14施設が調査中)。国の基準を超えるレジオネラ菌を検出した施設はなかったという。 県議会の委員会では、大量のレジオネラ菌を検出した日向サンパーク温泉が経営する「お舟出の湯」の営業を許可した県の責任を追及する質問が相次いだ。これに対して、岩崎武・福祉保健部次長は「国の基準もあくまで参考。法体系でみると管理・運営は営業者の責任だ」。福田祐典部長も「法令上の責任は警察が捜査中で、コメントは避けたい」などと述べた。

記事掲載誌   掲載日 2002年8月28日 記事番号 257