*レジオネラ菌、22施設で基準超す–県、立ち入り調査/熊本

2002/10/18毎日新聞によると、宮崎県日向市の第3セクター施設で起きたレジオネラ症集団感染を受け、県生活衛生課が行っている県内(熊本市を除く)の循環式浴槽がある施設への立ち入り調査を行った。同課は17日、全405施設のうち313施設で調査を終え、22施設でレジオネラ菌の基準値を上回っていたとする途中経過を公表した。 レジオネラ菌の検査では、今回検査した公衆浴場、旅館、社会福祉施設計249施設中12施設で基準値(100ml中の菌が10未満)を上回っていた。最高値は社会福祉施設での基準値の300倍(日向市は15万倍)だった。8月末の前回結果と合わせると、313施設中22施設で基準値を上回った。残り92施設も順次、検査を行う。 一方、並行して行っていた衛生管理状況の調査は終了した。定期的な清掃、消毒、水質検査、レジオネラ菌検査を行っているか、貯湯タンクを設置しているかの5項目をチェックしたが、すべての項目をクリアしたのは、全405施設中48施設にとどまった。 同課は今後、循環式浴場を持つ各施設に、年に1回以上の定期的な立ち入り検査▽自主管理マニュアルの作成▽水質検査結果の利用者への開示――などを徹底する。また、検査後に改善がみられない施設は、基準を設けて公表するほか、レジオネラ症発生防止のための条例も検討していくという。

記事掲載誌   掲載日 2002年10月18日 記事番号 228