*◎九州情報ハイウエー=23施設で基準値超レジオネラ5万7000倍検出も

2002/11/02の西日本新聞朝刊によると、宮崎県日向市の温泉施設で起きたレジオネラ菌の集団感染を受け、熊本県熊本市は10月31日、循環式浴槽を持つ市内の旅館や公衆浴場など計119施設を対象にした立ち入り調査の結果を発表した。市営の老人福祉施設を含めた23施設で国基準値以上のレジオネラ菌を検出。約5万7000倍の値が出た旅館もあった。 調査は8月7日―10月25日に実施。施設の管理状況やレジオネラ菌の発生を防ぐ塩素の残留濃度を調べ、不備があった33施設では菌の有無を検査した。 国の水質基準では100ml内にレジオネラ菌が10個未満であれば適正とされ、日向市の場合は基準の15万倍(150万個)の菌が検出されていた。今回の調査ではこの値は上回らなかったが、基準を超えた23施設のうち特に多かった旅館3件、老人福祉施設1件では市の改善指導に従って経営自粛中で、塩素自動注入機の設置などを進めている。

記事掲載誌   掲載日 2002年11月2日 記事番号 219