*レジオネラ菌、30ヶ所から検出、社会福祉の392施設検査。

2002/11/12の日本経済新聞地方経済面によると、長野県は11日、県内の社会福祉施設が実施しているレジオネラ菌検査の中間集計を発表した。老人福祉施設など912ヶ所のうち392ヶ所が検査を完了し、30ヶ所でレジオネラ菌が検出された。老人福祉施設で多発している。県では「衛生管理を強化し、利用者の安全確保を図りたい」(社会部)としている。 浴槽の種類別にみると、循環式浴槽を使用している施設は387ヶ所で、355ヶ所が検査を終えた。28ヶ所がレジオネラ菌を検出、うち老人福祉施設は23ヶ所、障害児・者施設は5ヶ所だった。児童福祉施設からの検出はなかった。 非循環式浴槽を使用している施設は478ヶ所。同式浴槽は厚生労働省のマニュアルでレジオネラ菌の検査が義務づけられていないため、検査を終えた施設は37ヶ所にとどまった。うち老人福祉施設2ヶ所が菌を検出した。 検出された30ヶ所のうち24ヶ所が対策を施した後に使用を再開した。また、浴槽の種類や検査の実施について県に報告をしていない施設が47ヶ所ある。 県は11月末をめどに最終報告をまとめる。未報告の施設に調査への協力を求めるほか、未検査が多い非循環式の浴槽を使用している施設に対し、検査実施を呼びかける方針だ。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月12日 記事番号 211