レジオネラ菌*渡島保険所が検査機関に*15日から対応開始*八雲、江差も窓口

2002/11/13 の北海道新聞朝刊によると、全国で高齢者や幼児の被害が相次いでいるレジオネラ菌感染対策として、渡島保健所は15日から、公衆浴場などから依頼される浴槽水の検査を行う。また、これら業者を対象にした説明会も渡島、八雲、江差の3保健所が開催、同菌感染防止の態勢を整える。 レジオネラ菌は、自然の土中や湖沼、河川に生息し、カビや藻類がヌメリをつくる不潔な排水管のような環境で大量繁殖する。菌を含んだ湯の細かいしぶきを吸い込んだり、飲んで肺に菌が入って発症するレジオネラ肺炎では重い呼吸困難に陥るケースもある。道内でも基準を超えて菌が見つかった施設が相次いだ。 レジオネラ菌の検査機関は、これまで札幌の道立衛生研究所しかなく、全道から殺到、対応しきれなくなっていた。このため、全道10カ所の保健所でも対応をすることになり、道南では渡島保健所が指定された。 検査は、採取された1Lの水を濃縮、5日間培養して菌の有無を確認する。菌が見つかった場合はさらに検査、約2週間で結果が判明する。 公衆浴場、旅館、浴場をもつ福祉施設などが対象で、受付窓口は渡島、八雲、江差の三保健所。検査は月2回、事前の予約と申し込みが必要。費用は1つの検体につき13000円。 また、レジオネラ症予防対策講習会が今月下旬、3保健所管内の合計6ヶ所で順次行われる。菌の特徴と施設・設備面や衛生管理面で注意すべきことなどを解説する。 レジオネラ菌検査の問い合わせ、申し込みは、渡島保健所試験検査課(電)0138・47・9000内線3741、八雲保健所生活衛生課環境衛生係(電)01376・3・2168、江差保健所生活衛生課環境衛生係(電)01395・2・1053へ。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月13日 記事番号 210