17浴場施設からレジオネラ菌を検出296施設に改善指導–県と松山市保健所

2002/11/22の毎日新聞地方版によると、県薬務衛生課と松山市保健所はこのほど、レジオネラ菌汚染が懸念される県内の浴場施設で進めていた立ち入り調査の最終結果をまとめた。17施設から最大で国の基準値の342倍のレジオネラ菌を検出した他、条例で定められた毎日1回の換水を怠っていたなどとして、計296施設に改善を指導した。 県内の公衆浴場や旅館の入浴施設など約1300施設のうち、循環式浴槽やジェット風呂、露天風呂などを持つハイリスク施設303ヶ所を各保健所が調査。水質検査を行った217施設のうち、7.8%に当たる17施設でレジオネラ菌が検出された。 毎日1回の換水を怠っていたのは169施設で、全体の55.8%。年1回の実施が義務付けられているレジオネラ菌などの水質検査も、141施設が行っていなかった。 指導内容はこの他、●検査記録の保存154件●浴槽水の消毒74件●ろ過器の洗浄41件――など。松山市で99施設すべてが改善を指導されたのをはじめ、何らかの指導を受けた施設は全体の97.7%に当たる296施設に上った。 同課は今後、菌が検出された施設で、衛生管理の徹底を指導する他、ハイリスク以外の施設についても今年度内に立ち入り調査を実施する方針。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月22日 記事番号 205