*〈地域面がわかる〉レジオネラ集団感染で死亡も/秋田

2002/11/22の毎日新聞地方版 より ●Q レジオネラとは A 1976年にアメリカのホテルで、在郷軍人会の総会に参加した会員ら221人が原因不明の重症の肺炎を発症し、34人が死亡した。後の調査で、肺炎はこれまで報告のなかった細菌による感染症だと分かった。在郷軍人会(The Legion)にちなんで、レジオネラ菌と呼ばれた。 ●Q どのような菌なのか A 本来、土壌や河川、湖沼などの自然環境に生息しているが、通常その菌数は少ない。しかし、同じ水を消毒して使う循環式浴槽や噴水では、アメーバなどの細胞に取り込まれた菌が死なず、そのまま増殖することがある。 ●Q どのように感染するのか A レジオネラ菌で汚染された小さな水の粒子を一定以上吸い込むと、感染することがある。ジェットバスなどでは、粒子が空中に飛び散り、吸い込みやすくなるので、特に注意が必要。幼児や高齢者、入院患者とかの免疫力が低下している人ほど感染しやすい。 ●Q どんな症状がでるのか A レジオネラ肺炎にかかると、悪寒や高熱、頭痛などの諸症状が起こり、重くなると意識障害や歩行障害症状が出る。 ●Q 感染を防ぐには A 菌が増殖しやすい循環式浴槽等をきちんと管理することが大切。水や浴槽、ろ過装置を消毒して、きれいにすることで、菌の増殖を防ぐ。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月22日 記事番号 204