*公衆浴場法条例、民間でも違反多数市、指導不足を認める–秋田市で調査/秋田

2002/11/27の毎日新聞地方版によると、秋田市内の公衆浴場や旅館、ホテルで、レジオネラ菌の増殖防止対策を怠り循環式のお湯を1日に1回以上交換せずジェットバスなどの気泡装置に使用するなど県公衆浴場法条例に違反するケースが多数あったことが26日、秋田市保健所のまとめで分かった。同種の事例は県有施設で問題となっているが、民間施設で条例違反が発覚したのは初めてのことだという。 同保健所は11月までに、同市内の計179施設(公衆浴場:以下、公衆54、旅館・ホテル:以下、旅館125)のうち、循環式のお湯を使う浴槽がある70施設(公衆34、旅館36)を立ち入り検査したところ、検査時点で県条例に違反していたのは、●循環式のお湯を1日1回以上交換せずに気泡装置に使用していた17施設(公衆16、旅館1)●浴槽の水を1週間に1回以上交換せず使用していた17施設(公衆8、旅館9)●循環ろ過装置を1週間に1回以上、洗浄消毒せず使用していた22施設(公衆2、旅館20)で、延べ56件にのぼった。その後、違反状態を改善したかどうかは不明という。 県はレジオネラ菌の増殖を防ぐため4月に条例を改正し、これらの基準を定め、4月から施行した。 同保健所は27日以降、違反施設に文書で、条例違反を改めるよう求める。また、既に改善した施設は報告書を、今後改善する施設には「改善計画書」をそれぞれ提出するよう求める。衛生検査課の鐙屋公雄課長は「条例公布前の3月に講習会を開き、各施設に改正内容を伝えたつもりだが、指導が不足していた」と話しているという。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月27日 記事番号 198