*レジオネラ菌検出、浴場閉鎖新庄市老人福祉センター/山形

2002/12/04の朝日新聞朝刊によると、山形県の新庄市老人福祉センターの浴槽から国の水質基準を100倍上回るレジオネラ菌が検出されたと新庄市が3日発表した。原因がわかるまでは浴場を閉鎖するという。同センターの浴槽は、毎日湯を入れ替える方式だけに、県保健薬務課は一般家庭でも湯を落とした後、洗剤などでヌメリなどをよく除いてほしい、と呼びかけている。 発表によると、よく利用する十数人に連絡を取ったが異常はなかったという。同センターは市社会福祉協議会(会長、高橋栄一郎市長)の経営。 縦横2メートルほどの男性浴槽のお湯を11月18日に採取し、最上保健所で検査したところ菌が見つかった。ボイラで沸かした湯を入れて、正午から夕方4時まで利用し、その後は湯を落として翌朝に清掃していたという。 最近、レジオネラ菌の汚染が問題になった循環式でないため、ボイラや配水管などが汚染されていた疑いがあるとみて消毒をする。同保健所は、浴槽の清掃が不十分で菌が繁殖するヌメリが残っていたのでは、と推測している。 同浴場はセンター開設直後の75年に公衆浴場の許可を得て、料金100円を取っていた。2000年12月、厚生省生活衛生局長名(当時)で出された通知によると、毎日湯を入れ替える公衆浴場は年1回以上の水質検査が望ましいとしているが、これまでは実施していなかったという。

記事掲載誌   掲載日 2002年12月4日 記事番号 186