レジオネラ症の男性入浴時、残留塩素濃度低かった?山中町/石川

2003/02/06の朝日新聞朝刊 によると、石川県の山中町の第3セクター「ゆけむり健康村 ゆーゆー館」で入浴した男性(68)がレジオネラ症で死亡した問題で5日、この男性の入浴時、浴槽の残留塩素が基準を下回っていた可能性があることが分かった。 同館によると、入浴施設は、男湯、女湯(いずれも気泡ぶろ)、うたせ湯、露天ぶろ、家族ぶろなど、6つの系統でそれぞれ湯を循環している。系統ごとに午前10時から午後8時まで、2時間ごとに1日6回、浴槽での残留塩素濃度を測定。加える「次亜塩素酸ナトリウム」の流量を手で加減してきたという。 残留塩素濃度の基準値は、1L中0.2〜0.4mg。同館では「残留塩素濃度が0.3mgを超えると、塩素臭いと苦情が相次ぐため、0.2mgをクリアする程度にするように指示した。入浴客が殺到した場合、塩素が消費され基準を下回ることもあった」と説明。実際、利用者の男性が死亡した1月23日に県が採取した浴槽水の塩素濃度は0.05mgと基準より大幅に下回っていたことが判明している。 同館では、事故後の1月下旬以後、残留塩素濃度を0.35mgに引き上げた。

記事掲載誌   掲載日 2003年2月6日 記事番号 162