◎鹿児島県/東郷温泉レジオネラ全患者らと和解成立258人に賠償総額4800万円

2003/03/15の西日本新聞朝刊によると、東郷町が全額出資する同町の温泉施設「東郷温泉ゆったり館」で昨年8月、国の基準を大幅に上回るレジオネラ菌が検出され、利用者から死者1人を含む9人のレジオネラ症患者が発生した問題で、患者だった鹿児島市の男性と町との間で町が損害賠償金約百149万円を支払うことで和解が成立。町議会は14日、和解に関する議案を可決した。 これで東郷町は、患者9人と同症の疑いのため医療機関で検査などを受けた249人との和解交渉をすべて終了した。損害賠償額は合計で約4800万円になった。 森薗正堂町長は「遺族や患者の皆さんのご理解をいただいて、和解交渉を終えることができました。ご迷惑をお掛けしました」と語った。 ゆったり館の温泉部門は昨年8月10日オープンしたが、直後のレジオネラ問題で同26日から自主休業。専門家らによる原因究明対策委員会の「安全宣言」を受けて、昨年11月30日に営業を再開している。

記事掲載誌   掲載日 2003年3月15日 記事番号 151