[記者有言]日向サンパーク民営化を模索して安心、安全な施設に/宮崎

2003/03/29の毎日新聞地方版によると、レジオネラ症集団感染事件で7人の死者を出した日向市の第3セクター、日向サンパーク温泉(社長・山本孫春市長)の「お舟出(ふなで)の湯」を市は、改修費1億4200万円をかける施設改善計画を基に、今秋の温泉再開に向けて準備を進めている。しかし、事件で衛生管理のずさんさを問われた市が、再び運営を主導していくことに、市民から不安の声があがっている。 民営化して施設を再生させる要望は、市民の間から聞こえる。市内のホテルや民宿の協力を得て、イメージアップを図りながら「市民の施設」として充実させる。 民営化について林田俊則・市商業観光課長は「民営化の声はある。ただ、市内で引き受ける企業もないし、今は社員(物産館を含む33人)の雇用問題もあり、難しい」という。 山本市長も「将来的には一つの方法として考えられる。しかし今は、恵まれた立地条件を生かし、基盤をしっかりしたものにすることが先決」と再開に意欲を示している。 市は24日から市内9ケ所で再開へ向けて市民説明会を始めた。初日の日知屋公民館では、市から「2004年度から1日の入浴客を600人台にして経営の安定を図る」と展望が説明された。しかし十分な根拠は示されず、出席した市民から「大丈夫か」と意見が出た。

記事掲載誌   掲載日 2003年3月29日 記事番号 140