レジオネラ症患者倍増168人/2002年、国立感染研調べ

2003/04/09の南日本新聞朝刊によると、昨年、レジオネラ症と診断された患者は168人で、2001年の約2倍に上ったことが、国立感染症研究所のまとめ(1月15日現在)で分かった。 感染症法で届け出が義務付けられた1999年4月以降の患者数は、同年末までに56人、2000年は154人、2001年は87人、2002年は168人で、累計では465人。このうち、届け出の時点で34人が死亡している。 患者数は、菌検出などでレジオネラ症と確定したケースのみ。レジオネラ症の疑いがある人も含めると、さらに増える。 患者は新生児から95歳までと幅広く、平均で60.8。男性が83%を占める理由について、同研究所は「感染症は一般に男性が重症化しやすい。それ以上の理由は不明」としている。 集団発生を除くと特定の地域への集中はない。また、以前は菌が繁殖しやすいビル冷却塔が稼働する夏場の発生が多いとみられていたが、季節性もないことが分かった。 温泉施設での集団発生は、衛生管理の不備が原因。日向市のケースでは、295人が発症、うち34人がレジオネラ症と確定し、7人が死亡する、国内で最悪の事例となった。東郷町は確定患者9人で、うち1人が死亡した。

記事掲載誌   掲載日 2003年4月9日 記事番号 136