レジオネラ菌検出の「ゆげトピア」、営業自粛中に入浴させる/愛媛

2003/06/13の朝日新聞 朝刊によると、浴槽水から最高で国基準の1万6000倍のレジオネラ属菌が検出された愛媛県の弓削町日比の町営入浴施設「ゆげトピア」が、営業を自粛していた4月中旬に客を入浴させていたことがわかった。町が施設の経営を委託している会社社長は「検査でレジオネラ菌が検出されなかっため受け入れたが、軽率な判断だった」と話している。 町によると、委託会社が4月1日にあった今治中央保健所の検査で、菌が検出されなかったため、問題はないと判断したという。 町は5月中旬にこの事実を知ったが、保健所には報告していなかった。町産業建設課は「保健所の検査で、菌がないことがわかった段階だったので報告しなかったが、管理者として軽率だった。責任を感じている」と語った。 今治中央保健所は「自主休業中の受け入れに罰則があるわけではないが、信用にかかわる問題」として事態を重視し、近く委託会社と町の担当者を呼んで事情を聴く方針だという。

記事掲載誌   掲載日 2003年6月13日 記事番号 104