衛生管理や検査徹底レジオネラ属菌防止、県が条例改正/愛媛

2003/07/19の朝日新聞 朝刊によると、各地の温泉施設で国基準を大幅に上回るレジオネラ属菌が検出された問題で、愛媛県は業者に衛生管理の徹底を義務づけるため、公衆浴場法と旅館業法の施行条例を改正した。これによって違反業者の指導や処分がしやすくなるという。 改正条例は6月県議会で成立し、10月1日から施行されるが、一部に半年間の経過措置を設けるため、完全実施は来年4月となる予定。 主な改正点は、「打たせ湯やシャワーにろ過装置を使った循環水を使わない」、「浴槽水は毎日完全に取り換える」、「連日使う循環水は週に1回以上完全に取り換えて浴槽を消毒する」、「循環水を使った浴槽は年2回以上、それ以外は原則年1回以上水質検査し、記録を3年間保存する。」「基準に適合しない場合は知事に届け出る」――などが盛り込まれた。 また、客のマナー向上をめざして、ホテルや旅館でも「浴槽内で体を洗わない」「施設を汚さないで使う」などの表示が義務づけられた。 県薬務衛生課は「これまで、よほど悪質なケース以外は行政処分ができなかったので、基準が明分化された意味は大きい。研修などで改正点の徹底をはかりたい」と話している。

記事掲載誌   掲載日 2003年7月19日 記事番号 79