Legionella pneumophila血清群SG9による市中肺炎の1例

59歳男性。入院3日前から倦怠感と発熱を自覚し、近医で総合感冒薬を処方された。入院前日
には見当識障害も出現し、再受診してLVFX内服を処方された。以後改善を認めず入院。
入院3日目に一時的に呼吸状態が悪化し、挿管人工呼吸管理を要したが、その際の気官支採痰
より後にLegionella pneumonphia SG9を検出した。入院10日目には抜管でき、その後退院でき
た。その後、自宅の環境調査を行ったが、Legionella pneumonphia SG9は検出できなかった。
本菌による肺炎の報告例はまれであるが、尿中抗原検査や抗体検査が陰性となるために、過
小診断されている可能性があり、病歴や臨床症状に応じて慎重に対応する必要がある。


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