気泡発生装置使用浴槽におけるモノクロラミン消毒効果の検証

気泡発生装置付き浴槽においても普通浴槽と同様なモノクロラミン消毒の殺菌効果が得られるかを検証するため実証実験を行った。
静岡県内の気泡発生装置付き浴槽を有する3営業施設において、モノクロラミンの生成・注入装置による機械注入または直接投入により、概ね3mg/Lの濃度維持を目標にモノクロラミンを添加した。長期間試験を行った2施設では週一回の完全換水と循環配管内の高濃度モノクロラミン洗浄または過酸化水素洗浄を実施した。
いずれの施設でもレジオネラ属菌、自由生活性アメーバは検出されず、その消毒効果が裏付けられた。消毒副生成物の生成は遊離塩素管理時より少なくいずれの施設の浴槽からも塩素臭の原因となるトリクロラミンは検出されなかった。またモノクロラミンの添加量と維持濃度について気泡発生装置によるモノクロラミンの失活は認められなかった。
以上のことから、洗浄消毒が容易でない気泡発生装置使用浴槽においてもモノクロラミンによる管理は有用であると考えられた。


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